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【書道家になった経緯】

幼い頃から「字を書くこと」へのこだわりは人一倍強かった。

例えば読書感想文を書く時、下書きの段階から神経を集中し、清書の如き綺麗な字を書くことにこだわっていた。
 
小学校低学年の時から担任の先生に字が綺麗だと言われていたが、それはあくまでも硬筆の話し。

毛筆では思うように綺麗な字が書けなかったため、学校の書道の授業はあまり好きではなかった。

いわゆる町の書道教室に通うということも全くなく、書道とは縁のない人生を送っていた。


大学卒業後、舞浜にあるテーマパークで非正社員として働いたり、ヘリコプターのパイロットという仕事に興味を持ち、渡米してアマチュア免許を取得したりしたが、何かがしっくりこない。

自分の人生に行き詰まりを感じ、20代中頃には鬱(うつ)も経験した。
そんな闇の中でも、生きなければならないということは分かっていた。

どうせ生きていくのなら、自分が一番好きなことをして生きていきたいと思った。が、その「自分が一番好きなこと」が何なのかがすぐに分からなかったため、毎日毎日内観し続けた。


そんなある日、

「字を書くこと」

という答えが、ふっと天から降りて来るような感覚を味わった。
 

「字を書くこと」を仕事にする職業。
それは「書道家」しかないと思った。
 

先ずは基礎から学ばなければならないが、学ぶにはお金が必要であると同時に、学んだからといって書道家として飯を食っていけるのかどうかも分からない(根拠のない自信があったことは否定しないけれど)。

ならば、先ずはきちんと就職をし、定期的な収入を得ながら書道を学び、自分にその素質があるのかどうかを見極めよう。

そんな考えを持ちながら29歳(2009年)の春に書道を始め、様々な経験・出逢いなどを経て34歳(2014年)の春に書道家として独立した。
 



【出生・作風・活動のテーマなど】

1980年1月29日生まれ。
東京都大田区出身、神奈川県三浦市(三浦海岸)在住。

​東京都立 小山台高校、明治大学 法学部 卒。


書の基本を学び続けながら、そこに自らの独自の感覚を加えることによって、繊細なタッチの作品、迫力ある豪快な作品、更には文字ではない前衛的な作品まで幅広く書き分ける。

そのため、個展開催時には作品たちをご覧になった方々から「一人の人が書いた作品とは思えない」というご感想がしばしば聞かれる。
 
また、様々な作風を書き分ける一方で、作品には共通して「龍が宿る」というご感想も数多くいただく。


人々の心の琴線に触れるような作品やパフォーマンスをお見せすることによって、それをご覧になった方の「意識の覚醒」を促すべく、活動を続けている。
 

2015年4月に結婚を機に三浦海岸に移住。
2022年2月に「龍玄 書道教室」を三浦海岸の海に臨む自宅兼ギャラリーにて開講。

海が見えるギャラリーは、事前予約を行なえばどなたでも無料で訪問可能。
 


【個展】

2014年10月  第一回個展『 NO LIMIT 』を表参道にて開催
2015年12月  第二回個展『 覚醒への誘い 』を渋谷にて開催
2016年10月  第三回個展『 飛翔 』を田園調布にて開催
2017年4~5月 第四回個展『 真我 』を田園調布にて開催
2017年12月  第五回個展『 波動 』を自由が丘にて開催
2018年11月  第六回個展『 七つの海 』を広尾にて開催

2019年12月  第七回個展『 麟鳳亀龍 -rinpohkiryu- 』を元麻布にて開催
2020年11月  第八回個展『 感 』を田園調布にて開催
2021年11月  第九回個展『 開  -KAI- 』を広尾にて開催

 


【主な作品の提供先】

・TBSテレビ「世界バレー」
(番組タイトル、監督・選手名など)
・日本テレビ「NEWS ZERO」
(米ロックバンド「KISS」コラボ作品画像)
・防衛省広報誌「MAMOR」

読売ジャイアンツ 伊藤優輔投手(サイン制作)
・元 外務副大臣 中根一幸 様(花押制作)
・第64代横綱 曙太郎 様

・一般社団法人 日本花押協会 様
・学校法人 河合塾 様
・ラーメン店 「麺屋 翔」様
・春日酒造株式会社 様(日本酒『龍游』ラベル)  etc
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